賑わう観光地の陰に・・・

　今日は，風も穏やかで良い天気でした。そんな陽気に誘われて，Ｆｒｅｔｔａで松島をポタリング，海岸通りや瑞巌寺周辺はいつもどおり賑わっていた・・・，でもやっぱり季節は冬・・・人出は少なめかな～，若いカップルが目立つな。

　でも，今日の目的は，松島の裏道を見ること，近くに住む私でさえも普段は表通りしか通らない。
　
　で，近年人気の「おさかな市場」から１００ｍほど西側にこんな閑静な場所がありました。瑞巌寺の北側裏手になるのかな・・・松林の中にお寺さんがありました。

この通りの左側が瑞巌寺・・・だと思う。

　このお寺さんの前には，いろいろな慰霊碑が並んでいました。 開拓団，戦没死者などと書かれている。私は，戦没者という言葉には・・・弱い・・・。

 

これは戦没者の慰霊碑

　この碑には，南方での転戦図まである。食事も武器も満足に与えられず，自由に生きることも許されず，ただ「御国のため」を信じて若くして亡くなった皆さんは，表通りを楽しそうに歩く若いカップルをどのように見ているのだろうか・・・空の上から・・・皆さんが守った国ですよ。

　おかげさまで，私はこんなに平和な社会でのんびりポタリングしてます！



転戦図まで・・・



　今日の走行距離，多分４０ｋｍくらい・・・帰りにサイコン（サイクル・コンピュータ，スピード・走行距離など多機能な表示をしてくれるサイクリストの必須アイテム）　の調子が悪く距離の積算が止まってしまった。多分電池切れかな・・・，買った時のモニター電池のままだし・・・(-。-)y-゜゜゜

　

山菜・・・

   今回は，季節外れの話題で・・・，写真は今年の４月　下旬に山奥で出会った「こごみ」です。私の大好きな山菜のひとつです。これは，俗に「山こごみ」と言われるもので立派なものですよ・・・。春先には，スーパーなどの野菜売り場で５～６本入ったパックが３００円程度で売られています。人が身体をこごませているように見えることから「こごみ」と言うそうです

　山菜を採るときは，根を枯らさないように全部採らないというのが鉄則で，この場合も必ず１～２本は残して採ります。

　ところが，かなりの山奥であるこの場所にも心ない人が訪れるようで，時々根こそぎ採られているものを見ることがあるようになりました・・・残念ですね～・・・そんな山菜の姿を見ると悲しくなります。「こごみ」と「自然」と「人」が命を分け合う，そんな気持ちで山菜を味わいたいものです。

　この場所も，そろそろ雪に覆われる季節となりました。来年，春になったらまた会いに行くからね！

　

愛車たち ②

　TREK　Fuel80（２００２モデル），　私のＭＴＢ（マウンテンバイク）である。もう，７年の付き合いになるが，最近の私のサイクリングの相棒だ。現在の部品構成は，ボントレガー，ＳｈｉｍａｎｏＬＸ，ＸＴ，ＸＴＲのミックスとなっている。

　さすがＴＲＥＫのアルミ・フレームだけあって，良く走る！Ｗサスのおかげもあって乗り心地も極めて良いのである。凸凹道を走るのが楽しい・・・，だいぶ前に誤って１５ｃｍくらいの縁石に乗り上げたことがあったが，「あっ，ヤバイ！！！」と目を瞑った私を載せて，サスペンションが効いて難を逃れたことがありました(^^ゞ・・・アハハ

　一番感心してるのが，７年間相当の距離を走っているのにホイールが振れないでいることだ。おかげで，楽しい振れ取り作業がこの自転車ではできない。

　ということで，現在私は３台の自転車を持っている。軽くてビュンビュン走るロードレーサー，あまり気を使わずにフワフワ走れるＭＴＢ，チビッ子だがキビキビ走って簡単に折りたためるＦｒｅｔｔａ・・・それぞれの素性を楽しむ，製作者の意図を感じながら，これも自転車という趣味の醍醐味であると思う。

　これからは寒い冬となり，自転車に乗る機会も少なくなるが，３台並べて眺めていると来年のサイクリング構想が湧いてくる。そう言えば，長らく泊まりがけのサイクリング，ツーリングもしてないな～。

愛車たち ①

　 これが，現在の私のロードレーサーである。片倉のシルクＲ２から始まった私のロードレーサー歴は，フジのオリンピック，川村のＮｉｓｈｉｋｉ（オーダーフレーム），Ｒｏｓｓｉｎ（イタリア），そしてこの自転車で５代目になる。

　最新のロードレーサーをお持ちの方から見たら，クラシックそのものですね。クロモリフレーム（でも，オーダーフレームですよ・・・）に，変速・ブレーキ系統はＳｈｉｍａｎｏ６００（現在のアルテグラグレード），ハンドル周りは日東（パールとユニバーシアード，オールドファンにはお決まりですよね。），ホイールのハブはサンツアー・スプリント（ラジアルベアリングで，半永久的にメンテナンス不要），スポークはＨｏｓｈｉ，リムはＭａｖｉｃ・スポーツ，チェーンホイールはＳｕｇｉｎｏ・スーパーマイティ，サドルはサンマルコのロールス・・・，タイヤはコンチネンタル・チューブラー。すべて，素のフレームに私が組みつけています（ヘッドパーツを除いて・・・　(^^ゞ）
　最近は，ロードレーサーの俊敏な動きに私の体が追い付かず出番が少なくなっていますが，大切な愛車です。変速機関係は，その時の私の気分で，カンパ・ヌーボレコードやサンツアー・シュパーブ，Ｓｈｉｍａｎｏデュラエースなどに変わります・・・，もちろん昔の部品です，デュラエースだって５，０００円で買えたのですから　(^_-)-☆
　いろいろな部品の持ち味，感覚，見た目（デザイン），動きなどを楽しむのが自転車の醍醐味だと思っています。

Fretta で，ようやく「輪行」




こんな感じで収まります・・・

 

　１１月１４日早朝，今日は　Ｆｒｅｔｔａ　での初輪行に挑戦した。前日から，なぜか「わくわく感」で睡眠が十分でない・・・。

　朝５：００起床，コーヒーを飲み体を目覚めさせる。身支度を整え，万が一のこと（折り畳みに手間取るなど・・・）を考え，電車の出発時間の４０分前に駅に着く。駅前のコンビニで朝食のおにぎりなどを購入した。
　これまで，Ｆｒｅｔｔａ　の折り畳み・組み立ては何回か練習（？）したが，いざ本番となると，やっぱり緊張するものである。
　で，駅前で輪行袋を広げ，Ｆｒｅｔｔａ　を折りたたむ・・・，練習の成果もあり「あっ！」と言う間に完了，なんと輪行袋に入れて担ぐ体制になるまで約２分かからない。結局，駅で３０分以上時間をつぶすことになってしまった・・・ハハハ(^^ゞ。

　６：３６発の一ノ関行きの電車がホームに入り，いざ電車に乗り込む・・・輪行の時のお決まりで，その荷物の大きさから他の乗客の注目を集めると思いきや，なんと既に輪行袋が沢山置いてあり，周りには高校生らしき若者が座っている。その輪行袋の大きさから，「ああ，競技用の自転車だな～。」と頷いていると，小牛田駅でみんな降りて行った。今日は，合同練習でもするのかな・・・。


毛越寺入り口付近で・・・


　７：３０に一ノ関駅に到着，改札を出て（自動改札機の通路の幅って輪行には狭いよね！）駅の表に出たところで輪行袋をおろして早速組み立て・・・パタパタと「あっ！」という間に完了。これで，折りたたみ・輪行・組み立てとひと通りプロセスを踏んだわけだが，Ｆｒｅｔｔａ　の機能性に改めて感動した。素晴らしい自転車である・・・と断言します！

　さて，一ノ関駅から平泉を目指して出発したがＦｒｅｔｔａで快調に飛ばすとすぐに着いてしまった。義経堂（義経最後の地），中尊寺，毛越寺とお決まりのコースを巡る。まだ早朝であることから観光地もほとんど準備中で，中尊寺では事務服姿の女性たちが参道の掃除をしていた。どこも，紅葉が綺麗だな～。平泉ポタリングを終えて，一関（駅名は「一ノ関」，市名は「一関」ちょっとややこしい・・・。）に戻る。駅前の案内板を見て，釣山公園という名前に惹かれて行ってみると，もの凄い紅葉，見事でした！



紅葉とFretta

　紅葉を満喫した後，市内を散策し，蕎麦屋さんで「生湯葉の冷たいおそば」なるものを食べ，１２：４６発の電車に乗り帰路に着いた。
　この電車，自宅のある駅の二つ手前の駅（小牛田駅）が終点だが，まだ走り足りなかったので，自宅までポタリングすることにした。

　今日の走行距離，約４０ｋｍ，やっぱり物足りないな～。でも，Ｆｒｅｔｔａ　は快調でしたよ。

見事な紅葉の散策路

Fretta で，ようやくサイクリングへ



ここは松島でのお決まりの休憩地点



　

　Ｆｒｅｔｔａ　が来てから約１カ月，なぜか休みの日に雨が降ったりしてサイクリングらしいことができないでいた。

　普通に 通勤には使っていたが，片道１５００メートル程度の通勤路では乗ったとはいえない・・・。

昔とは違い，随分整備されてました。


　休日の１０月１１日，天気も良かったのでいよいよサイクリングに出かけた。松島，塩竈，そして生まれ故郷の多賀城へと国道４５号線を使ってのお決まりのコースである。ここまでの　Ｆｒｅｔｔａ　の感想は，評判どおり良く走る！軽くてスムーズだし，加速も良い・・・動きがクイックであり慣れないと直進安定性が悪いように感じるかもしれないが，感覚を掴めば大　　丈夫である。この小気味よさは，癖になるほど面白い！！

陸奥総社宮の入口にある説明



　小径車ゆえの軽いホイールだからなのか，上り坂もガンガン登れる・・・。８速仕様であるが，かなりの上り坂でもロー側３枚は使ったことがない。

　松島で早めの昼食休憩後，塩竈は本町を素通りして（子供の頃は賑やかだったのに，今では俗に言うシャッター通りとなってしまった。）多賀城の「陸奥総社宮」に向かった。


　子供の頃は，この周辺でよく遊んでいた・・・懐かしいな～～，「陸奥総社宮」については，私の下手な解説よりもＷｅｂで検索して正しい解説をご覧ください。見かけよりも凄い神社なのですよ！ 


「雰囲気あるよな～。」









　　この日は，約８０キロを走行しました。Ｆｒｅｔｔａ　　　　　　　　は快調そのもの，安価なリヤディレイラーも天下のＳｈｉｍａｎｏ製品であるから走るのに何の支障もない。でも，やっぱりマニアとしては・・・。



　そういえば，以前にＭＴＢで使っていた　Ｄｅｏｒｅ　ＬＸ　があった。帰ったら早速付け替えるかな・・・。

Bianchi Fretta が来た～！

　ここ数年，フォールディング・バイク（一般的に折り畳み自転車と言われている。）が欲しかった･･･。

　最近は，体力的に１日で走れる距離が短くなってきているので，それを補うために輪行は有効な手段だと考えていた。もちろん，ロードレーサーでもＭＴＢでも輪行は可能であり，実際に必要があれば輪行サイクリングを楽しんでいたのだが，より簡単に折り畳み・組み立てができ，しかも荷物として小さなフォールディング・バイクが欲しかった。

　フォールディング・バイクの代表格の一つがｒ＆ｍ社の「ＢＤ－１」であり，サイクルショップに「ＢＤ－１」が置いてあると羨望の眼差しをを向けていた。しかし，「値段が高い！」のが理由となって，これまで自分のものにするのに躊躇していたのが現実であった。

　これまで長年愛用しているロードレーサーもあるし，ここ７年ほど私のサイクリングの相棒としているＭＴＢ（マウンテンバイク）もある。でも，やっぱりフォールディング・バイクが欲しい・・・。これは，趣味の世界である。

　

　で，たまたまネットオークションで新車のＢｉａｎｃｈｉ　Ｆｒｅｔｔａ（ビアンキ・フレッタ，ＢＤ－１のＯＥＭ，ビアンキバージョン）が出ているのを見て，ポチッ！と即決ボタンをクリックしてしまったのである。ＯＥＭとはいえ，自転車乗りにとってＢｉａｎｃｈｉ（イタリアの名門，自転車メーカー）というネームにはやっぱり思い入れがある。

　２０１０年９月７日の夜，ビアンキ・フレッタは「本当に自転車が入ってるのか？」と思える段ボール箱に入って私の所に届いた。早速，開けてみる・・・，夢にまで見ていたフォールディング・バイクが・・・ある！

　自転車趣味人間としては，部品構成に不満はあるが，そこは趣味の世界・・・徐々に私色に変えていくのもこれからの楽しみである。

　これから，このフレッタとのポタリングを中心に私の趣味の世界を日記的に綴っていきます。